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第168回芥川賞・直木賞予想2023!歴代受賞者についても!

第168回芥川賞・直木賞が2023年1月19日(木)に発表されますね!

既に芥川賞5作品、直木賞5作品の10作品がノミネートされていて、その中から受賞者が決定します!

ドキドキワクワクしますね!!

ノミネート作品の作家さんのファンの方は発表が待ち遠しいのではないでしょうか?

そこで今回は、第168回芥川賞・直木賞2023の予想をしていきたいと思います。

第168回芥川賞予想2023!ノミネート作品紹介も!

第168回芥川賞予想2023は、ズバリ鈴木涼美さんの『グレイスレス』だと予想します!

今回で2度目のノミネートなので今回は受賞するのではないかと思います。

内容も元々、本人が元AV女優ということでフィクションではあるものの興味深く読み進めましたし、また、読みたくなりました。

佐藤厚志さんの『荒地の家族』と迷ったのですが、私は鈴木涼美さんの『グレイスレス』だと思います!

芥川賞ノミネート作品は下記の5作品です。

ジャクソンひとり!

着ていたTシャツに隠されたコードから過激な動画が流出し、職場で嫌疑をかけられたジャクソンは3人の男に出会う。

痛快な知恵で生き抜く若者たちの鮮烈なる逆襲劇!!

第59回文藝賞受賞作品です。

◆著作

安藤ホセ(あんどう・ほせ)

生年月日:1994年生まれ(28歳)

出身地:東京都生まれ、在住


この世の喜びよ!

幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター。

喪服売り場で働く『あなた』は、フードコートの常連の少女知り合う。

言葉にならない感情を呼び覚ましていく表題作『この世の喜びよ』をはじめとした作品集。

ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く『マイホーム』、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の『キャンプ』を収録。

2人の目にはきっと、あなたの知らない景色が広がっている。

あなたは頷いた。

こうして分からなかった言葉があっても、聞き返さないようになっていく。

◆著作

井戸川射子(いどがわ いこ)

生年月日:1987年

兵庫県在住

最終学歴:関西学院大学社会学部

活動期間:2016年〜

ジャンル:詩 小説

代表作:ここはとても速い川

主な受賞歴:中原中也賞(2019年)野間文芸新人賞(2022年)


開墾地!

グレゴリー・ケズナジャット

生年月日:1984年生まれ

出身地:アメリカ合衆国

最終学歴:クレムソン大学

職業:小説家 法政大学グローバル教養学部准教授

代表作:鴨川ランナー(2021年) 開墾地(2023)

⚫︎サウスカロライナ州に生まれる

⚫︎高校時代に日本語と出会う

⚫︎英語指導助手として日本に渡る

⚫︎京都で10年間過ごす

⚫︎同志社大学で谷崎潤一郎を研究

⚫︎2017年博士後期課程を修了した


荒地の家族!

元の生活に戻りたいと人が言う時の『元』とはいつの時点か?

40歳の植木職人・坂井祐治は、災厄の二年後に妻を病気で喪い、仕事道具もさらわれ苦しい日々を過ごしていた。

地元の友人も、くすぶった境遇にはない。

誰もが何かを失い、元の生活には決して戻らない。

仙台在住の書店員作家が描く、被災地に生きる人々の止むことのない渇きと痛み。

◆著作

佐藤厚志(さとう あつし)

生年月日:1982年2月9日(40歳)※2023年1月19日現在

出身地:宮城県仙台市

最終学歴:東北学院大学文学部

職業:小説家

活動期間:2017年

代表作:象の皮膚 蛇沼 境界の円居 荒地の家族

主な受賞歴:新潮新人賞(2017年)


グレイスレス!

主人公は、アダルトビデオ業界で化粧師(メイク)どうして働く聖月(みづき)。

彼女が祖母と共に暮らすのは、森の中に佇む、意匠を凝らした西洋建築の家である。

まさに『聖と俗』と言える対極の世界を舞台に、かつ

まさに「聖と俗」と言える対極の世界を舞台に、「性と生」のあわいを繊細に描いた新境地。

◆著作

鈴木涼美(すずき すずみ)

生年月日:1983年7月13日(39歳)※2023年1月19日現在

出身地:東京都中央区

出身校:慶應義塾大学環境情報学部 東京大学大学院学際情報学府

職業:作家

活動期間:2013年〜

肩書:元日本経済新聞社記者 AV女優

主な作品:AV女優の社会学 身体を売ったらサヨウナラ 愛と子宮に花束を おじさんメモリアル 女の値段 女がそんなことで喜ぶと思うなよ すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない 可愛いくってずるくっていじわるな妹になりたい 非・絶減男女図鑑 娼婦の本棚 ギフテット 他

⚫︎父・鈴木晶(法政大学名誉教授)母・灰島かり(翻訳家)

⚫︎小学校5年生から父親のサバティカルに同行して渡英し、2年ほどロンドンハムステッドの私立女子高セント・マーガレットスクールに通った

⚫︎横浜・新宿でキャバクラ嬢として働きだしアダルトビデオのスカウトとの交際をきっかけに慶應義塾大学在学中にAV女優デビュー。のちにAV出演の過去を明らかにする


第168回直木賞予想2023!ノミネート作品紹介も!

第168回直木賞2023は、ズバリ千早茜さんの『しろがねの葉』だと予想します。

石見銀山を舞台にした作品で、人の生き様について考えさせられる内容でした。

しかし、それだけではなく銀山の情景、季節の移り変わり、心情などの描写も目に浮かび引き込まれる内容で素晴らしいと感じました。

なので、私は第168回直木賞は千早茜さんの『しろがねの葉』だと思います!

直木賞ノミネート作品は下記の5作品です。

地図と拳!

「君は満州という白紙の地図に、夢を書きこむ」

日本からの密偵に帯同し、通訳として満州に渡った細川。

ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。

叔父に騙され不毛の土地へと移住した孫悟空。

地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野…。

棒天の東にある(李家鎮)へと呼び寄せられた男たち。

「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

ひとつの都市が現れ、そして消えた。日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満州の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。

日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説!!

◆著作

小川哲(おがわ さとし)

生年月日:1986年12月25日(36歳)※2023年1月19日現在

出身地:千葉県千葉市

最終学歴:東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退

職業:小説家(SF)

活動期間:2015年

主な作品:ゲームの王国 嘘と正典 地図と拳

主な受賞歴:ハヤカワSFコンテスト大賞(2015年) 日本SF大賞(2017年) 山本周五郎賞(2017年) 銀河賞銀賞(2020年) 星雲賞日本短編部門(2022 年) 山田風太郎賞(2022年)


光のところにいてね!

たった1人の、運命に出会った

古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。
着るものも食べるものも住む世界も。
でもなぜか、彼女が笑うと私も笑顔になれた。
彼女が泣くと、私も悲しくなった。

彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。

ずっと一緒にはいられないとわかっていながら、一緒の幸せが永遠となることを祈った。

どうして彼女しかダメなんだろう。

どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう…。

運命に導かれ、運命に引き裂かれる

ひとつの愛に戸惑う二人の、四半世紀の物語です!!

◆著作

一穂ミチ(いちほ みち)

生年月日:1978年生まれ

出身地:大阪府

職業:小説家 ボーイズラブ小説家

活動期間:2007年

主な作品:イエスかノーか半分か スモールワールズ

主な受賞歴:第9回静岡書店大賞 第43回吉川英治文学新人賞


しろがねの葉!

男たちは命を賭して穴を穿つ。

山に私の躰の中に…

戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。

天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と道の鉱脈のありかを授けられ、女だてら坑道で働き出す。

しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて…。

生きることの官能を描ききった新境地にして渾身の大河長編です!!

◆著作

千早茜(ちはや あかね)

生年月日:1979年8月2日(43歳)※2023年1月19日現在

出身地:北海道江別市

最終学歴:立命館大学

職業:作家

活動期間:2008年

主な作品:魚神(いおがみ) 透明な夜の香り

主な受賞歴:小説すばる新人賞(2008年)泉鏡花文学賞(2009年) 島清恋愛文学賞(2013年) 渡辺淳一文学賞(2021年)


 

汝、星のごとく!

わたしは愛する男のために人生を誤りたい。

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

◆著作

凪良ゆう(なぎら ゆう)

生年月日:不明

出身地:滋賀県

職業:小説家 ボーイズラブ小説家

活動期間:2006年〜

主な作品:きみが好きだった 流浪の月 私の美しい庭 滅びの前のシャングリラ 汝、星のごとく 他

主な受賞歴:本屋大賞(2020年)


クロコダイル・ティアーズ!

この美しき妻は、夫の殺害を企んだのか。

息子を殺害した犯人は、嫁である想代子のかつての恋人。

被告となった男は、裁判で「想代子から『夫殺し』を依頼された」と主張する。

犯人の一言で、残された家族の間に、疑念が広がってしまう。

「息子を殺したのは、あの子よ」

「馬鹿を言うな。俺たちは家族じゃないか」

未亡人となった想代子を疑う母親と、新字体父親。

家族にまつわる「疑心暗鬼の闇」を描く、静謐で濃密なサスペンスが誕生!

◆著作

雫井侑介(しずくい ゆうすけ)

生年月日:1968年11月14日(54歳)※2023年1月19日

出身地:愛知県

最終学歴:専修大学文学部

職業:小説家

活動期間:1999年

主な作品:犯人に告ぐ

主な受賞歴:新潮ミステリー倶楽部賞(1999年) 大藪春彦賞(2005年)


芥川賞・直木賞歴代受賞者はだれ?

芥川賞・直木賞歴代受賞者をご紹介します!

第167回〜第160回までの受賞者です!!

芥川賞・直木賞いずれも1935年(昭和10年)から始まっている歴史のあるものなんですね。

そして、受賞作品は1作品の時もあれば2作品選ばれている時もあるんですね!

◆芥川賞歴代受賞者

回数 作品名 作家
第167回 おいしいごはんが食べられますように 高瀬隼子
第166回 ブラックボックス 砂川文次
第165回 彼岸花が咲く島 李琴峰
第165回 貝に続く場所にて 石澤麻衣
第164回 推し、燃ゆ 宇佐見りん
第163回 破局 遠野遥
第163回 首里の馬 高山羽根子
第162回 背高泡立草 古川真人
第161回 むらさきのスカートの女 今村夏子
第160回 1R(ラウンド1分34秒) 町屋良平
第160回 ニムロッド 上田岳弘

◆直木賞歴代受賞者

回数 作品名 作家
第167回 夜に星を放つ 窪美澄
第166回 黒牢城 米澤穂信
第166回 塞王の楯 今村翔吾
第165回 星落ちて、なお 澤田瞳子
第165回 テスカトリポカ 佐藤究
第164回 心淋し川 西條奈加
第163回 少年と犬 馳星周
第162回 熱源 川越宗一
第161回 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 大島真寿美
第160回 宝島 真藤順丈

 

まとめ

今回は、第168回芥川賞・直木賞2023の予想と歴代受賞者についてご紹介しました。

明日(2023年1月19日(木))、いよいよ発表ですね!

芥川賞・直木賞にどの作品が選ばれるのか楽しみですね!

私の予想はあくまでも、自分自身が読んでいて1番いいなあと思った作品を選びました。

人によっていいなあと思うポイントはそれぞれ違うので、、、予めご了承ください!!^^;

本日は、最後までご覧いただきありがとうございました。

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