7月も夜空は月や惑星で賑わい、流星群の出現もあるので7月の天体観測はおすすめですよ!
ただ、全国的に梅雨明けが早かったのは良かったのですが、今になって梅雨模様な天気で、先日のスーパームーンも観測出来なかった地域が多かったのではないでしょうか?
今週は火星食を見ることができますが、天気がまたまた、微妙ですが、、、。(T . T)
火星食についてご紹介したいと思います!!
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪
火星食とはなに?
『火星食』とは、昇ってきた月の陰から、火星が現れる深夜、東の低空で、昇ってくる月が火星を隠す現象のことを言います。
月齢は22.5、下弦の翌日です。
0.3等の火星は、月の光っている緑(明緑)から月に隠され(潜入)、暗緑から出現してきます。
今回の火星食は、各地の月の出の前後に起こりますよ!
【星空情報 2022年7月21日~22日】7月21日深夜の月出直後に火星食が起こります。東北地方以北では月出直後の潜入と出現が見られ、九州より北では月出直後に出現のみが見られます。九州以南では月出前に食が終わってしまいますが、月と火星の接近が楽しめます。 #天文手帳 pic.twitter.com/l2rbAdSbye
— 地人書館/天文手帳 (@chijinshokan) July 16, 2022
見れる時間・方角・地域は?次はいつ見れる?
2022年7月21日の深夜、東の低空で、昇ってくる月が火星を隠す現象『火星食』が起こります。
次回に日本全国で見られる『火星食』は2024年5月5日に起こりますが、白昼の現象のため、実際に観察するのは極めて難しいです!!
国立天文台によると、月の出が早い日本の北東側では、月が昇ってから火星の潜入が起こるため、火星食の全経過を見ることができる地域もあるとのことですよ!
関東の大部分や中部、近畿、中国、四国では、火星は隠れた状態で月が昇ってくるため、出現しか見ることができません。
九州や沖縄は火星食の終了後に月が空に昇るため、残念ながら火星食を見ることはできません!!
火星食が見られる地域でも地平線付近で起こるため、東の地平線が見晴らしの良い場所から観測をすることをおすすめします!
◆火星食各地の時間&天気予報※天気予報は2022年7月17日現在
■札幌 雲のち晴
⚫︎月の出 21日23時18分
⚫︎潜入開始(月の高度)21日23時43分17秒(4.0度)
⚫︎出現開始(月の高度)22日0時32分01秒(12.5度)
■仙台 曇のち雨
⚫︎月の出 21日23時28分
⚫︎潜入開始(月の高度)21日23時37分57秒(1.5度)
⚫︎出現開始(月の高度)22日0時21分06秒(9.4度)
■東京 曇のち雨
⚫︎月の出 21日23時37分
⚫︎潜入開始(月の高度)地平線の下
⚫︎出現開始(月の高度)22日0時15分17秒(6.9度)
■名古屋 雲のち雨
⚫︎月の出 21日23時49分
⚫︎潜入開始(月の高度)地平線の下
⚫︎出現開始(月の高度)22日0時15分33秒(4.6度)
■京都 曇のち雨
⚫︎月の出 21日23時54分
⚫︎潜入開始(月の高度)地平線の下
⚫︎出現開始(月の高度)22日0時15分48秒(3.8度)
■広島 雨
⚫︎月の出 22日0時09分
⚫︎潜入開始(月の高度)地平線の下
⚫︎出現開始(月の高度)22日0時16分07秒(1.2度)
『火星食』は、肉眼でもよく見えますが、双眼鏡や天体望遠鏡を使うとより見やすくなるのでおすすめです!!
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まとめ
今回は、火星食について「火星食とはなに?見れる地域・時間・方角は?次はいつ見れる?」ということでご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
21日(木)の天気は全国的に微妙な天気なので、火星食を観測できるかわからないですが天気予報が変わることを祈りつつ、、、^^;
夏休みに入っているのでお子さんと一緒に天体観測するのもいいかもしれませんね!
次回の火星食は、2024年5月5日とのことですが、白昼にあるとのことで観測は出来ないので、どうか今年観測出来ますように!!
本日は、最後までご覧いただきありがとうございました。