2020年7月1日から「レジ袋有料義務化!」ということで、多くの皆さんが買い物に行く時には、マイバッグを持参するようになりましたよね?
それに、当時の小泉進次郎環境大臣が大々的にキャンペーンしてましたしね!
でも、「あれ?」って思う事もあったんですよね!
惣菜屋さんやお肉屋さんに行くと無料でレジ袋を配布してくれて???
私自身、あまり深く考えてなくて、無料で配布されているレジ袋は「環境に配慮したレジ袋」なんだと思い込んでました。
でも、先日、政府が「レジ袋有料化」について答弁という記事を目にして義務ではないのかなあと、、、。
そこで今回は、レジ袋有料化について「レジ袋有料化は義務ではないは本当?省令で可能となった3つの理由とは?」ということでご紹介します!
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです!!
レジ袋有料化は義務ではないは本当?
レジ袋有料化は、義務ではありませんよ!
単なる「強い奨励」に過ぎません。
そもそも今までもレジ袋有料義務化は、何度も試みられてきました。
しかし、政府で審議するたびに「憲法違反の疑義がある!」と指摘され、断念されてきました。
そこで、頭の良い政治家の方々が色々とギリギリのところで考えて、法律でやると憲法違反になるけれど、、、省令なら可能ではないかと知恵を絞って考えたのが、2020年7月1日から始まった「レジ袋有料義務化!」です。
レジ袋有料化が省令で可能となった3つの理由とは?
レジ袋有料義務化は、今までも政府で審議されて、その度に疑義があると指摘されてきました。
日本国憲法第二十二条
何人も、公共の福祉に反しない限り、移住、移転及び職業選択の自由を有する。
この条文の中には「営業の自由」も含まれるとこ解釈が確立されています。
なので、「レジ袋を無料で配布するな!有料で売れ!」と政府が命令することは憲法違反で、それを法律にすることも憲法違反が長年の解釈でした。
ところが、環境省は他の官庁(特に経済産業省)を巻き込み、省令で押し通したのです。
省令とは、法律の下の政令の下の格下の命令です。
政令は内閣が決める命令ですが、省令は一つの官庁だけでも出せる命令なのです。
法律でやると憲法違反になることが、なぜ省令でやると可能になるのか?
理由は3つあり下記の通りです!
憲22条自身が定める、公共の福祉。公共の福祉とは、「みんなのため」と言う意味。憲法で自由は保障するけれども、「みんなのため」には制約されることもある。今回の場合だと、環境問題の為には、営業の自由は制約されうる。
「手続き。」先に説明した、法律に根拠を持つ「指導、助言〜」以下の詳細な手続きを経てから罰金なので、役所が勝手に権利を制約している訳ではない。
すべてのレジ袋の有料化を義務化しているのではなく、例外規定がある。環境に悪くないレジ袋は、無料で配布していいとなっている。
何ってことはない。
「環境問題を解決したい」との宗教的信念にも似た人たちの思いが爆走し、「義務化」と言い切り、暴走したというのが正論ではないでしょうか?
また、三つめの理由の環境に悪くないレジ袋は、無料で配布していい、、、例外規定もある。
何だか、騙された感があるのは私だけでしょうか?
本当に苦しい言い訳というか、、、理由付け、、、。
2022年4月8日衆議院経済産業委員会でのやり取りは以下の通りです。
日本維新の会漆間譲司代議士の質疑に対し、経済産業省局長の答弁は以下の通り。「単純に言えば実質的には義務化ということでございますけれども、法令上はですね、命令に従うことが義務だというようなことでございます」「実質義務化」との表現には驚いたが、法律上は義務ではないのだ。
「これを受けて、大岡敏孝環境副大臣の答弁。
「確かにですね。私どもの言い方が十分でなかっためんがあるかもしれません。すべてのレジ袋を有料化するっていうふうに、有料化が義務化されたというふうに、有料化が義務化されたというふうに聞こえてしまったのかもしれません」
「これから私たちとしっかりと正しく、正しく、説明するように心がけてまいります」
引用元:衆議院経済産業委員会より
いまさら感満載なんですけど、、、ね!!
「環境問題だ」と最もらしいことを掲げ、私達国民は、「環境問題で有料化が義務なら仕方がないよね」と納得してしまった。
でも、マイバッグを忘れたら有料のレジ袋を購入するしかないから購入する訳で、、、その、レジ袋は今まで通りの環境に配慮されていないレジ袋だとしたら、、、これって、おかしくない?
「環境問題どうなった?」と思う私がいます!笑
政治評論家「レジ袋有料化は義務ではない。単なる『強い推奨』にすぎなかった、政府が答弁」 https://t.co/tYY3j08kH1
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) April 20, 2022
行政が脱法行為を強行したということですね。これは法治国家の原則に反する。即座に省令を廃止すべきです。大臣は更迭 脱法的な省令を出した小泉氏の責任も追及すべきです。■レジ袋有料化は義務ではない。単なる「強い推奨」にすぎなかった、政府が答弁 https://t.co/xbg95lqCyQ
— 渡邉哲也 (@daitojimari) April 20, 2022
まとめ
今回は、レジ袋有料化について「レジ袋有料化は義務ではないは本当?省令で可能となった3つの理由とは?」ということでご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
レジ袋が有料化になりマイバッグを持参する人が増え、レジ袋を辞退する人が増えたことは良いことだと思います。
しかし、従来の環境に配慮されていないレジ袋を使い続けることにも、目を向けないといけないのではないかと思います!
「環境問題」と言うのであれば!!
本日は、最後までご覧いただきありがとうございました。