東京都教育委員会は、高校生の大学進学を支援するため、民間の予備校や学習塾の講師を都立高に招いて講習を実施する『校内予備校』開設の方針を固めたとのことで話題になっていますね!
生徒の受講費用はと教育委員会が負担するとのこと。
経済的な事情で十分な受験対策ができず、進学や希望する進路をあきらめる生徒を減らすのが狙いとのことです。
既に、SNSでは賛否の声が上がっています。
私、個人としては良い取り組みだとは思いますが、ただ、『校内予備校』開設にかかる資金は都民のみなさんの『税金』なので、反対の声が上がっても仕方がないと思います。
それでは、今回は都立高の校内予備校開設についてご紹介します。
最後までご覧ください。
都立高の校内予備校開設で賛否!SNSの声まとめ!
都立高の校内予備校開設に対して既にSNSでは賛否の声が上がっています。
都内在住でこれから高校、大学受験を控えている子どもを持つ親としては賛成ですが、財政に余裕のある東京都だから出来ることなんだろうなあと感じています。
SNSの声をまとめました。
◆SNSの声まとめ
都立高が塾講師招き「校内予備校」
教員の本来の仕事は教科指導です。それを部活、校務分掌、生徒指導、その他事務仕事で、専念できない状態にしておいて、予備校導入ですか。教育委員会自体が、公教育のますますの劣化、信用失墜を目指しているようで、残念です。教員志望者は、ますます減りますね。— 神永美津代 (@popopohatopopp) December 26, 2022
高校なので本来であれば学校の先生の仕事のような気もする(公立進学校ですらやる気のない先生は少なくない)
だけど、学びたい生徒の立場からすれば無償で予備校の授業が受けられるには非常に良いことだと思う
都立高で「校内予備校」開設へ#Yahooニュース
https://t.co/t8n2QW1RJR— ぽりぽり/2026次男中受2028三男中受 (@paparin_porix2) December 26, 2022
仕事が増えるのはありがたいけど成果は限定的なものになると予想。自分でお金払って自分で足運ばないと勉強はしないよね〜人間。
都立高で「校内予備校」開設へ#Yahooニュースhttps://t.co/GxKxyfTmIC
— 太田貴之 (@tallman192) December 26, 2022
校内予備校、発想としては面白いけど、教員の残業推進してるよな。
講習を放課後や土日、長期休みに実施するとしたら学校の鍵閉めはだれが行うんだ?都立高で「校内予備校」開設へ#Yahooニュースhttps://t.co/jgGRHPniMA
— Abbie(アビー) (@Abbiecanfly2013) December 26, 2022
これは良い取り組みですね。しかし東京だけがコレをやりだすと、都市部と地方の学力格差が広まってしまうので対応が必要です。
都立高が塾講師招き「校内予備校」開設へ…受講費用は都教委が負担、経済的格差減らす狙い : 読売新聞オンライン https://t.co/0JRnkuccHt
— 太田けいすけ@岐阜県議会候補予定者 不破郡選挙区(垂井町・関ケ原町) (@keisukeota_gifu) December 26, 2022
都立高の校内予備校設置。予備校講師>教員という前提なら問題。県内外多数出張授業をして再認識したのは、ろくそこ勉強しないで実力不足を話芸とキャラで補う予備校講師よりも、はるかに優秀で熱心な教員は少なからずいるという事実。後者のポテンシャルをまず引き出す改革が先では?#校内予備校
— 郡山英語教育企画 (@KEEP_ceo) December 26, 2022
校内予備校開設の対象の進学校はどこ?いつから開始で予算は?
都立高校ってたくさんありますが、『校内予備校』開設の対象の進学校って一体、どこなんでしょうね?
対象の都立高に関しては、まだ詳細が分かりませんでした。
分かり次第、追記したいと思います。
東京都教育委員会は2023年度、高校生の大学進学を支援するため、民間の予備校や学習塾の講師を都立高に招いて講習を実施する方針を固めました。
生徒の受講費用は東京都教育委員会が負担。
経済的な事情で十分な受験対策ができず進学や希望する進路を諦める生徒を減らす狙いがあります。
新年度予算案に関連経費約1億円を計上する見込みとなっています。
経費1億円で賄える『校内予備校』開設となると、いくつかの進学校に絞らないと厳しそうですよね!
世田谷区にある都立松原高は既に、校内で独自に塾講師による有料の講習を実施しているとのことで、学習塾の効果的な学習方法で学力をつけており、進学への意欲が高まっていると実感しているとのこと(校長インタビュー)
独自でやっているということは、費用は自己負担なんでしょうね!
東京都教育委員会によると、21年度の都立高校卒業生の大学(短大含む)進学率は58.5%と前年より2.7ポイント増えたが、過去10年間の進学率は51〜55%台にとどまっている。
一方、大学入学共通テストは難易度の上昇が指摘されており、21年度は全30科目のうち7科目の平均点が過去最低を記録した。
東京都教育委員会は、予備校が持つ豊富な受験ノウハウを生徒に身につけさせ、進学率を上げたい考えだ。
引用元:Yahooニュース
↑校内予備校開設の目的は、経済的理由で進学や希望する進路を諦める生徒を減らすのが目的ではない?
進学率を上げるのが目的?どっちなのって感じですが、、、。
『校内予備校』開設、今後も色々と課題がでてきそうですが子どもを持つ親としては期待しています!
まとめ
今回は、都立高の校内予備校開設についてご紹介しました。
学校の教員は通常の授業のほか、生活指導、部活などを担っており個々の受験対策まで手が回らないのが実情だと思います。
生徒の経済的格差を考えて校内予備開設は賛成ですが、その前に生徒に関わる教員の資質の向上だとか教員の働き方改革だとか、「その点はどうなの?」と思いますが、、、。
さらには大学に入ったはいいが、金銭面で苦しい家庭はその先の授業料どうする???という悩みが生まれますよね!
授業料免除や成績に応じた給付型の奨学金などの仕組みも必要なのではないかと思います。
地方出身の私からしてみたら、今回の都立高の校内予備校開設が成功事例となれば、国が助成金を出して他の道府県にも設置となればいいなあと思います。
都立高ってたくさんありますが、今回の校内予備校開設の対象になる進学校ってどこなんでしょうね?そこが気になりますよね?
今後も都立高の校内予備校開設の動向に注目していきたいと思います。
今回は、最後までご覧いただきありがとうございました。