第104回全国高校野球選手権大会の決勝戦が本日(2022年8月222日(月))行われ、山口県代表の『下関国際』が宮城県代表の仙台育英に敗れたものの、準優勝を飾りました。
いや〜、センバツ優勝の大阪桐蔭に逆転で勝利し近江も倒し決勝戦に駒を進め、決勝へ!!
どちらが勝っても初優勝ということで、両チーム応援してました。笑
あと一歩というところで負けてしまい悔しいと思いますが、、、。
きっと、この経験は無駄ではないはずです!!
まだまだ、若い君たちのこれからの人生に生かされることを願ってやみません。
それでは、今回は準優勝した下関国際野球部についてご紹介します!
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪
下関国際野球部はなぜ強い?
無名と言える『下関国際野球部』が決勝戦に駒を進めすることを誰が予想していたでしょうか?
最強の大阪桐蔭が夏も優勝だろう、、、8割の人がそう思っていたに違いありません。
しかし、その大阪桐蔭に逆転で勝利し準決勝では大阪桐蔭を倒した勢いでセンバツ準優勝の近江に8-2で勝利し、山口県勢では37年ぶりの決勝進出を果たし、準優勝!!
下関国際の強さは『チーム全体に浸透するチャレンジャー精神』だと思います。
坂原監督も部員も大阪桐蔭や近江は自分たちのチームより格上だということを理解した上で、どう戦えばいいかをしっかり見極めている結果が準優勝に繋がったのだと思います。
「自分たちに力がないからしぶとくやるしかない」チャレンジャー精神!!
監督が采配が素晴らしいですが、それに、応えることが出来る選手たちの力も凄いなあと思いました。
日頃からの信頼関係なんでしょうね!
何より試合している表情が楽しそう♪
なんでもそうですが、やらされるのではなく選手全員が同じ目標に向かって自分たちでやる、出来るチームは強いですよね!!
⚾️決勝戦 スタメン⚾️
【下関国際】 【仙台育英】
8赤瀬 8橋本
4松本 6山田
6仲井 5森
3賀谷 9齋藤陽
9水安 3岩崎
7奥山 7遠藤
5森 4秋元
1古賀 1斎藤蓉
2橋爪 2尾形#熱闘 #高校野球— 熱闘甲子園 (@nettoh_koshien) August 22, 2022
馴染みの定食屋で甲子園中継見てる。下関国際の応援。
後ろの客が、「国際は地元の子ひとりもおらんやないか!」って野次ったら、店のおばちゃんが「下関で野球やりたくてわざわざ遠くから来てくれたんやから、みんなうちらの子どもよ!」って怒ってた
ラーメンとドライカレーがいつもより美味く感じた pic.twitter.com/wM0369LYEO— 腹よわボーイ (@nori7770) August 20, 2022
準々決勝 下関国際(山口)
勝利の瞬間はアルプス民号泣
高校野球に絶対はありません
凄い試合を見てしまって感動 pic.twitter.com/NudRGopyMR— かくちゃん (@Lacheln89) August 18, 2022
↓↓↓私の地元の高校。甲子園には出場出来なかったけど楽しく野球している選手たち。

下関国際野球部坂原秀尚監督ってどんな人?
坂原監督が下関国際野球部の監督に就任したのは2005年のことです。
高校野球の指導者を志し、教員免許取得のため通っていた大学の隣に偶然あった下関国際の硬式野球部監督が当時不在だったことを知り、自ら下関国際の校長に「お手伝いしましょうか」と手紙を書いたことがきっかけだったというから驚きです!!
その時点で熱意を感じますよね。
しかし、就任当初の部員はわずか11人でグランドには草が生え、道具もほとんど揃っていなかったそうです。
下関国際の野球部は1965年に創部されたが、山口県内では無名で野球部があることも知らない人が大半だった。
しかも、2000年代前半に不祥事が発生し、指導者、部員ともに激減したとのこと。
部が存続の危機に立たされ、誰も弱小チームの監督をやりたがっていなかったところを坂原監督が自ら手を挙げて救った。
坂原監督は、監督になってから常に『目標は甲子園です』と言い続けていたが、最初は周囲から鼻で笑われていたらしいです。
それでも部員と向き合う姿勢と熱血指導が評判を呼び、徐々に多くの優秀な部員が集まるようになったそうですよ。
就任から練習試合、公式戦で1勝するのに3年半掛かったそうです。
18年間の監督生活で最も苦しかったとのことです。
今回の準優勝は選手たちの栄光ですが、坂原監督の18年間の積み重ねの努力が実った結果ですね!
それに、坂原監督が就任当初から熱心に耳を傾けてくれた山崎康浩監督(南陽工業)からの教えとして『弱者が強者に勝つ』精神を貫いいてきた結果ではないでしょうか。
22日の決勝前に甲子園で行われた前日練習。
下関国際の練習時間も終了に差し掛かった頃、坂原秀尚監督とともに5人の選手がグランドに姿を見せた。
後ろ姿を見ると5人とも背番号がない。
坂原監督の指示を受けた5人は、レフト側のポールからライトまで、甲子園のフェンス際をゆっくりランニングし始めた。
どこか嬉しそうな表情を浮かべながら、3往復ほど走った選手たち。
帰り際に外野の天然芝を触る姿はほほえましく見えた。
大阪桐蔭や近江を破って快進撃を続ける下関国際ナインを支えるのは、彼らのような背番号もらえなかった野球部員だ。
その選手たちにも甲子園を味わってほしいと言う坂原監督の粋な計らいに心打たれた。
引用元:デイリー
↑本当に粋な計らいですね!泣きそうになりました!!
◆坂原監督プロフィール
名前:坂原秀尚(さかはら ひでなお)
生年月日:1976年10月11日(45歳)※2022年8月22日現在
出身地:広島県広島市
出身高校:広島電機大学附属高校
出身大学:広島電機大学に進学するが、教員免許を取得するために東亜大学に編入する
専門教科:保健体育
■コメント
⚫︎広島電機大学附属高校では野球部に所属していたが、甲子園出場経験はなし
⚫︎ワイテック硬式野球部に所属していた(日本野球連盟に加入していた社会人野球チーム)
まとめ
今回は、第104回全国高校野球選手権大会で準優勝を飾った下関国際野球部についてご紹介しました。
全国で決勝まで駒を進めることは安易なことではないです。
運が良かったのかもしれないですが、それだけでは勝てないのが勝負の世界です。(私も実業団でスポーツをしてきたので、、、厳しさがわかります)
坂原監督が就任した当初の野球部員11人から全国で決勝進出するまでの道のりは、本当に大変だったと思います。
準優勝おめでとうございます!!
そして、優勝した仙台育英野球部のみなさんおめでとうございます!!
やっぱり、スポーツっていいなぁー、、、甲子園っていいなぁーと思いました。
中には県外から選手を集めているから強いのは当たり前とか応援したくないとか、批判的な声もあると思いますが、人それぞれ考え方は違うと思うので、、、当の本人たちが喜べたら(嬉しかったら)それが一番です!!(私立高校が勝つと批判されますよね。)
感動しました。
ありがとうございました!!
本日は、最後までご覧いただきありがとうございました。